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Tokyo→Kochiの逆上京!四国と言えば…釣り!? 四国じゃなくても釣り?そんな感じ。

2017年2月24日~3月12日【ルアーって色々な魚釣れるね、の巻】

2017年2月24日~3月12日【ルアーって色々な魚釣れるね、の巻】

 

さあ、時間のある時に更新じゃ!サボり癖を少しでも改善するために・・・

時間が出来るとすぐ釣りに行ってしまう中毒者なので、たまには仕事後を家でまったり過ごそう。そんな日です。

 

前回、ルアーカラーに対する妄想論を少し書きました。今回も続編ということで、もう少しだけ妄想にお付き合いください・・

 

最近、気になっていることがあるのです。

 

 

 

それは、シーバスに走光性ってあるのか?です。

 

走光性とは・・生物が光刺激に反応して移動すること。特定の光に近づくことを「正の走光性」、離れることを「負の走光性」という。by wiki

 

先日、仕事で某学会に参加する機会があったのですが、クロマグロ稚魚の走光性に関する発表がありました。マグロの仔魚期では赤色光に負の走光性を示し、白色光に正の走光性を示す。この頃はまだ視覚能力が発達していないけど、稚魚期以降は視覚能力の発達に伴い、どの波長の光にも走光性を示すようになる、との内容(だった記憶w)。

 

それを聞いて私は思った。

 

 

 

 

 

スズキにも走光性はあるのかしら?とw 

そして、ルアーカラーに応用できないかしら?とw

 

 

 

 

いや、仕事で行っているのでこんなプライベートな事を考えること自体、怠慢なのは重々承知ですがw ちょっと思っただけよ・・

 

 

スズキがメインベイトとしているイワシやイナッコ、コノシロやサッパなど、多くは青、白、グレー、黒から構成されている。よって、これらの色の波長に対しては負の走光性は無いと思うけど・・まあ、ベイトを捕食する場合、「色≒波長」だけでなく「動き、波動、匂い、音」等の刺激が複雑に絡み合って、「摂餌」という一連の行動を引き起こすと思われるので、ルアーの色の違いで「食う」「食わない」を決定するとは思えないが・・こればっかりはスズキさんに聞かないと分かりませんな。

でも、ルアーにできることって「色、アクション、波動、音」くらいで、相当な限定要因であることは間違いない。だから、カラーってのはルアーフィッシングの中では大きなファクターになりうると思うわけよ。

結局のところ、スズキの好きな色はスズキにしかわからないけど、ルアーの色の変化って、水中での波長を調整できることに直結するわけだから、魚から見たルアーのシルエットの見え方が違ってくるような気がする。

 

例えば、レッドヘッドのルアー。

 

海水において、波長の長い赤色は透過性が低く、すぐに吸収されてしまう性質を持ちます。

すなわち、水深のある場所や濁った場所だと赤色は「赤」と認識されず、「黒」ぽく見える。ナイトゲームは限りなく太陽光のない場所ですから、ヘッドの「赤」はほぼ「黒」になるので、白と黒のコントラストにより、ルアーのシルエットがはっきり見えやすい=高アピールなのでは?と妄想しています。また、闇の中の「黒」ですから、ほぼ見えないですよね。だから、白い部分だけ見えて、ヘッド(赤)部分が見えづらく、本来のルアーサイズより小さく見えているのでは?とも思います。

ナイトゲームや濁った際に、レッドヘッドが強いというのは、シルエットの協調、もしくはルアーサイズが小さく見えること(警戒心のある個体に口を使わせやすい)に起因しているのかもしれませんね。まあ妄想なんですがw

 

そう考えると、デイゲームのシャロー帯でレッドヘッドを使うと、本来のルアーカラーを維持できていると思います。私がデイゲームでレッドヘッドを使う理由は、「出血」をイミテートしたいからです。

実際、スズキがレッドヘッドを「あっ!出血した魚だ!食べやすそう!」と思っているかは不明ですが、そういった妄想をしながら釣りをするのは楽しいのですw

 

と、ここまでは光の波長とルアーの色の変化について妄想してきたわけですが、

一番の問題は「スズキにどう見えているか?色覚はあるのか?」ですよね。

サケやアユなどの回遊性の魚は紫外線を受容する視細胞を持っていたり、クロマグロ成魚でも紫から赤までの色を識別できたりと、様々な研究報告があります。

特筆すべきことは、ウナギやアユなどの河川と海を移動するような魚種では、河川内に居るときはそこで透過性の高い青緑色に感度を高める一方、海に居る時は、青に感度特性を高めるなど、環境に応じて視覚を変化させているみたいです。

なので、スズキも彼らと同じように、かなり発達した視覚を備えているのかもしれませんね。いずれにせよ、スズキも色覚を備えているというデータはあるみたですので、「色盲」ということはなさそうです。

ちなみに、同じ汽水域に生息するクロダイ色盲みたいです・・・残念

アオリイカ色盲説がありますが、まだ議論の最中で結論は出ていないみたいです。

 

「色」についての妄想論はこれくらいにして本文に入らなければ・・まー最近ではこっちの方がメインなんだけどw

 

ちなみに、「色」以外に、昨今気になっているのは「波動」。

魚は感覚器である「側線」で水流や水圧などの微妙な変化を感じ取っています。したがってこの「側線」、超・繊細な器官なんです。ルアーで側線を刺激できるのは・・そう「波動」(音もだけど、ルアーにとっての要素は小さい)なのよ。

「波動」によって「ルアーを気づかせる」ことはもとより、「ルアーをエサだと思わせる」こともできるのでは?とも思う。「波動」って、ルアーという疑似餌の中でも大きな要素だと思うんだけど、「波動」を真剣に考えて作ったルアーってあんまりないよね。

アクション(=泳ぎ方)にこだわったルアーは数多く存在するけど、結局のところ、アクションの違いは波動の変化を生むわけで、アクションの違いが釣果に繋がったのか、波動の違いが釣果に繋がったのかわからない。しかも、アクションの変化は魚の視覚にも訴えるわけだから、余計複雑。それをメーカーは、「こーゆー動き(アクション)にこだわりました!弱弱しい動きがスレたシーバスに効く!」と、動きのみに着目し、それに伴う波動は一切無視。「こーゆー波動をベイトと認識する」もしくは「こーゆー波動は捕食行動を誘発する」ような「波動」の研究を真剣に行うメーカーが現れてくれたらなー、と個人的は思う。

そんな中、自分の知る限りでは、マリアの「フラペン」が唯一「波動」に着目しているルアーだと思う。ベイト(イナッコ)が泳ぐ際に発する「波動」を参考に、開発したらしい。フラペンの波動が本当にベイトだと認識させているかは別として、こーゆーコンセプトのルアーは個人的に支持したくなるから、よく使っておりますw 

実際、かなり釣れるしね。おすすめよ。

 

あっ、やっと本題w 

というか、もはやこっからがサブなので悪しからずw

 

〈2月24日〉

潮汐:中潮 

満潮:5:22⇔16:45 干潮:11:00⇔23:25

釣果:ヒラスズキ@松田

Hit time:19:40

 

さ、アフター個体の調査を引き続き実施しなければならない。休日に釣りに行けないことが増えたから、平日の仕事後に睡眠時間を削って行くしかない・・もはや修行ですな。

最近はヒラセイゴ~フッコが良く釣れるけど、デカヒラはまだ流入してきていないのか?

ベイト依存性の高いヒラスズキなので、こまめにチェックしないとデカヒラの回遊を見逃してしまう可能性が高い。特にアフターのデカヒラは回遊初期の一過性って印象。

ベイトサイズの問題か、毎年、この時期はマイクロパターンで苦戦する。よって選ぶルアーも必然的に小さくなり、フックサイズもそれに伴い小さくなる。下手すりゃ#10とかのフックになる。

それでデカヒラと対峙しなければならないので、相当なドM釣行となっている。

結局2時間ほど粘ったけど、ヒラフッコ1匹と極小マゴチ1匹のみで終了。真冬にたまに釣れるマゴチ・・

まあ調査と割り切っているからいいけど・・ 

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〈2月25日〉

潮汐:大潮 

満潮:6:00⇔17:30 干潮:11:45⇔23:45

釣果:ヒラメ、メッキ@四万十

Hit time:13:30~14:30

 

夕方から用事があったので、デイゲームだけすることに。久しぶりに四万十川を調査しに行こう。以前、ヒラメが釣れた河口付近で始めることに。

経験上、この時期は河口でヒラメが良く釣れる。ヒラメは居れば基本的に口を使ってくれるので(たぶん)、ポイントさえ押さえれば結構イージーだったりする。

ココでは上げ潮で実績が高いので、上げ潮を狙うため、13時頃現地に到着。

アストレイアで活性の高い個体を狙っているとすぐにヒット。やっぱりヒラメでした。

でも今年はサイズが小さいなー45cmくらい。

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ココは自分の中で「捕食場」と認識しているので、居れば反応が確実にある。この後は無反応だったから、居ないと見切って、移動。もう少し下流側に行くことに。

水深のあるオープンエリアだから、基本回遊待ちスタイル。鉄板早巻きで広範囲に探るけど無反応。次にリフト&フォールに切り替えたらすぐに食ってきた。

元気だけど重量感のない感じ・・

メッキでした。

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結局、シーバスの回遊はなく終了・・やはり赤鉄橋とかメジャーポイントに行くべきなのか・・まあ行かないけどw

 

〈2月26日〉

潮汐:大潮 

満潮:6:30⇔18:10 干潮:00:05⇔12:20

釣果:タイリクスズキ@松田

Hit time:11:14

 

この日もデイゲームが可能。もう一度四万十行くか迷ったけど、昨日の感じから、シーバスの気配を感じなかったので、結局近場で済ますことに。

久々にウェーディング。干潮前の下げ潮を狙う。

水はハイパークリアウォーターw 清流シーバスと認定したいくらいだw

とにかく透明度が高いので、距離を稼いで、遠くで食わす作戦。おそらく近場だと向こうから丸見えで、口を使ってくれないだろう。

てことで選んだルアーは「ぶっ飛び君95S」。名前の通り、本当にぶっ飛ぶw

流れも殆どなく全くドリフトできないので、フォールを降り交えながらタテに探っていく。

暫くして、フォール最中に「コッ」とショートバイトがあった。

魚は回遊してきている。期待に胸を膨らませながら、次のキャストでフォールを長く取っていると、「ゴン!」と明確なバイト。

フッキングも無事成功し、なんとかホゲ回避!

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サイズは60ちょいくらい。結局この1匹のみで潮止まりを迎え終了。

 

〈3月12日〉

潮汐:大潮 

満潮:6:19⇔18:20 干潮:00:00⇔12:20

釣果:キビレ@四万十

Hit time:16:30

 

四万十の新規開拓へ。他の河川がぶつかる場所でルアー投げてるとキビレが釣れた。

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その後、メーター近いシーバスがルアーを追ってきたけど、直前で目が合ってしまい、帰っていったw・・

デカシーバスが居ることは分かったので良しとしようw

 

 

〈3月21日〉

潮汐:小潮 

満潮:0:20⇔11:05 干潮:5:40⇔18:45

釣果:ヒラメ@松田

Hit time:20:45

 

さ、飽きもせずアフター調査や。3月末・・そろそろ出そうな気がする・・

仕事後に急いで現地へ向かう。19時半に現地着。

と、着いて早々、ボイル音が!しかも結構いいサイズ!期待感Max。

 

しかし、投げども投げども全くルアーに反応しない。手持ちに唯一持っていたトップウォーターの「コモモⅡ」で水面を狙っていると、「ゴホッ!」と食らいつてきた!

サイズはおそらく60~70cmてとこか。豪快なエラ洗いを見せるも・・フッとテンションが抜けた・・

その後、再びトップで掛けるもまたもやバラしてしまった・・あー泣きたい。

その後は一気に活性が落ちて、帰ろうかと最後にロリべを投げたら、ソゲサイズのヒラメが釣れた。あー今日はお呼び出ないのよ・・帰ろ。

そしてココからヒラメ祭りが始まった・・

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〈3月24日〉

潮汐:中潮 

満潮:4:10⇔15:35 干潮:9:50⇔22:10

釣果:ヒラメ、ヒラセイゴ@松田

Hit time:19:30~21:30

 

休日前夜なのでおもっきり釣りができる。久々にウィーディングで明暗を打とう。

下げ潮がセオリーなので、干潮までの釣りとなる。

明暗の「明」にルアーを投げて橋の下までドリフトで流し込む→回収を繰り返していると、ちょうど橋の下でヒット!

スズキかと思ったけど、全くエラ洗いしないので、すぐにアイツだとわかった。

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50ちょうくらいのまずまずのサイズ。

 

その後、橋の下流側へ移動してやっていると・・またもやヒット。

今度はサイズアップ。65cmの良型ヒラメ。

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チビセイゴがボコボコやってるから、釣ってやろうと思ったけど、中々ルアーに反応せず苦戦・・ルアーサイズを小さくしてもダメ・・うう悔しいぜ!

ダメもとで逆にルアーをデカくしたら、あっけなく食ってきたw

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その後は反応は得られず終了~ヒラメな日でした。

 

 

 

あー疲れたw 

結局家でゴロゴロするはずが・・肩凝ったw

 

また時間見つけて更新しますので宜しくですです!

 

サイババ